歯科矯正をしていく上で、上下の歯の噛み合わせが深い場合はかさ上げの処置がとられます。
このかさ上げは「バイトアップ」と呼ばれていて、下の歯にブラケットを装着した際に上の歯が当たらないようにするための処置なんだそう。
奥歯にプラスチック(樹脂加工)を盛って、噛み合わせが浅くなるようにしていきます。
矯正治療を始めた私もこのバイトアップをしてもらっているのですが、これがとんでもなく食事がしにくいです、、
歯科矯正を始めて、このバイトアップで悩んでいる人も少なくないのではないでしょうか。
歯の痛みも治ってきたのでそろそろしっかりと食事をとりたいと思い、いろんな食べ物を試してみました。
今回は比較的食べやすかったものや、そうでないものを紹介してみたいと思います。
バイトアップが苦痛な理由
バイトアップのためのプラスチックは奥歯の一点に盛られているのですが、
この面積は本当に小さくて奥歯の役割をほぼ果たしていません。
今までは奥歯何本かですり潰せていた食べ物も、ここ一点だけになってしまうと
隙間から逃げてしまい噛めずに結局丸呑み状態になります。
自然と噛む回数も増えるので、顎も疲れてしまいなんだか食事も楽しくない、、
また、しっかり噛んでから飲み込まないと、胃に負担がかかり消化不良にもなってしまいます。
私は胃腸があまり強くなくあまり胃に負担をかけたくないので、これは大問題なのです!!
バイトアップ期間中におすすめな食べ物
ここで紹介している意外にも食べられたものはたくさんありましたが、特に食べやすかったものを紹介していきます。
おかゆ
後で詳しく紹介しますが、バイトアップをしてから最も食べにくかったのはお米でした。
それでも炭水化物をしっかりとりたかったですし、お米も食べたかったので白米をおかゆに置き換えることにしました。
おかゆは体調が悪い時に食べるイメージですが、意外といろいろなバリエーションがあって飽きずに食べられます◎
中国粥風にすると主役にもなるので、お昼ご飯にもぴったりです。
お鍋で30分ほどでできますし、炊飯器でもスイッチひとつでできるのでとにかくお手軽!
バイトアップ中の主食になりそうです。
パン
パンはフランスパンのようにハードなもの以外は、全般的に食べられます。
まだ痛みがあった時はスープにつけて柔らかくしながら食べると、より食べやすかったです。
まだ若干前歯に痛みがあるので、トーストをかじるのはできませんが一口サイズにちぎれば問題なく食べられます。
朝食はほぼパンを食べるので、朝食で困ることはなくなりました◎
煮魚、焼き魚、柔らかいお肉
魚は火が通っていると、口の中ほぐれやすく食べやすかったです。
生のお刺身も食べられましたが、少し噛み切るのに時間がかかりました。
お肉もひき肉のように細かいものや、柔らかいものなら比較的どれも食べられました。
ポテトサラダ
じゃがいもが柔らかくなって口の中ですり潰すこともできるので、
ポテトサラダやマッシュポテトなども食べやすいです。
小さく刻んだ野菜などを入れれば、野菜も摂れます◎
ポタージュ
ポタージュは飲むだけなので、重宝しています!笑
コーンやかぼちゃ、人参、グリンピースなどバラエティも豊かで飽きにくく、
野菜の栄養もしっかり摂れるのでおすすめです。
野菜をすりおろしたり、ブレンダーにかけて火にかけるだけなので、簡単に作れるのも嬉しいポイント◎
お鍋
お鍋に入れれば具材は全て柔らかくなるので、ほとんどのものが食べられました!
こちらも野菜がたっぷり取れますし、締めの雑炊やうどんも柔らかくて食べやすいので、
バイトアップ期間にはぴったりなのではないでしょうか◎
バイトアップ期間中に苦労した食べ物
大体のものは食べられましたが、できるだけ避けたい食べ物もありました。
きのこ類
火を通すとすぐ柔らかくなるので一見食べやすそうなきのこ類ですが、
独特のぬめりと繊維っぽいようなところがあって、噛みきれませんでした。
特にしめじは何回噛んでも形が残っていて、イライラ、、笑
お鍋の具材にしたのですが、結局ほとんど残って旦那さんにあげました。
栄養価も高くてミネラルもたっぷりなのでできるだけ食べるようにしていましたが、
バイトアップ期間は避けるようにします。
お米
前述しましたが、最も食べにくかったのがお米でした!!
口に入れると1粒ずつバラバラになってしまって、噛むどころではなくなってしまう、、笑
結局全て丸呑み状態なので、本当にストレスでした。
お水を増やして柔らかめに炊いたらもう少し良いかもしれませんが、
固めが好きで弾力のあるもち麦も入っているので余計に食べにくかったのかもしれません。
主食なのでないと物足りないですし、炭水化物もとりにくくなってしまうので、
お米が食べたい場合はやはりおかゆが良いのではないでしょうか。
歯科矯正中のちょっとしたお悩みを手軽に解決◎
歯科矯正中にはバイトアップの他にも、ちょっとしたお悩みがつきもの。
わざわざクリニックに問い合わせるほどでもないけど、ネットで調べてもスッキリ解決しなかったりすることもありますよね。
私のクリニックは矯正専門の先生が常駐ではなかったので、とても苦労しました、、
そんな時ココナラなら、気軽に現役歯科医師や歯科衛生士さんにお話が聞けます。
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栄養の偏りは矯正期間が伸びる原因にも!
食べやすいものを選んでいくと、栄養が偏ってしまうことがあります。
炭水化物、タンパク質、ビタミンやミネラル、食物繊維がそれぞれ足りなくならないように
バランスよく取り入れることが大切だと思います。
特に生野菜は繊維質で食べにくいので取りにくく避けられがちになるので、積極的に食べるように意識が必要そうです。
栄養バランスの良い食事をしっかり摂ると、体の新陳代謝が上がって歯が動くスピードを早める後押しができるので、
偏らないようにしたいですね。
歯科矯正の期間をできるだけ早めるポイントを紹介した記事は、こちらから!
さいごに
バイトアップで苦労している人は本当に多いと思います。
1ヶ月くらいで慣れると言う人もいましたが、疑いたくなるくらい不便です、、笑
それでも半年以内には外れる処置なので、気長に頑張りたいと思います。
歯科矯正のバイトアップで悩んでいる人の参考になれば嬉しいです◎
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