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食べ過ぎNGなおつまみ食材は?食べ過ぎると危険なお酒と合う食材を紹介。

 

お酒と相性の良い食材はたくさんありますよね。

相性が良いとお酒もどんどん進みますし、おつまみもつい食べ過ぎてしまうことも。

 

ヘルシーなおつまみならいくら食べてもそんなに体に悪影響はなさそうなイメージですが、食材の種類によっては過剰摂取が危険な栄養素が含まれるようです。

今回は、食べ過ぎ注意なおつまみ食材を4つ紹介したいと思います。

 

 

◎鶏レバー

甘露煮やレバーパテ、焼き鳥でも美味しく食べられるのが鶏レバーですよね。

牛や豚のレバーよりも低カロリーなので、ダイエット中にも気にせず食べられる人気の食材です。

 

レバーは基本的に鉄分が多いことで有名ですが、鶏レバーは他の2つに比べてビタミンAが豊富に含まれます。

免疫力を高めたり、暗闇での視力を保ったりする働きのあるビタミンAは生活に欠かせない栄養素ですが、過剰な摂取は「ビタミンA過剰症」を引き起こす可能性があります。

 

鶏レバーの食べ過ぎの症状や1日の適量や目安をこちらの記事に書いてあるので、詳しい情報はこちらをどうぞ!

 

 

◎銀杏

炒ったり揚げたりしたものだけでなく、銀杏は乾燥させたドライ野菜としておやつとしても手軽に食べられるようになっています。

免疫力を高めたりコラーゲンを生成したりする働きのあるビタミンCや、体の老廃物を排出する働きのあるカリウムが豊富に含まれる銀杏は、健康に良さそうに見えますが食べ過ぎるとどのような症状が起こるのでしょうか。

 

・銀杏を食べ過ぎると「ぎんなん中毒」になる

銀杏を食べ過ぎると「ぎんなん中毒」と呼ばれる、中毒症状が現れます。

主な症状は、嘔吐やめまい、重症化すると痙攣や呼吸困難を起こす可能性もあるようです。小さな子供は症状が出やすいと言われています。

大抵は24時間から90時間で症状が落ち着くようですが、体調に異変を感じたらすぐに医師の診察を受けるのが良さそう。

 

銀杏にはビタミンB6とよく似た構造のギンコトキシン(メチルピリドキシン)と呼ばれる成分が含まれていて、ビタミンB6の働きを阻害する作用があります。

ビタミンB6の働きが阻害されると神経伝達物質がバランスを崩し、中毒症状が引き起こされるそうです。

 

・銀杏の適量は?

基礎疾患や体内のビタミンB6の量によっても発症率は大きく変わってくるので、はっきりした数はわかっていないようです。

しかし、日本中毒情報センターによると成人は40〜300個、子供は7〜150個食べると、中毒症状が起こるとされています。

成人の40個を食べることはあまりないと思いますが、子供の7個はあり得る数ではあるので、目安の個数を超えないように注意が必要そうです。

銀杏の有毒成分は火を通してもなくならないので、中毒にならないためにはとにかく量を守ことが大切ですね。

 

 

◎しいたけ

生しいたけは炙ったり煮たりソテーにしても美味しいですし、干ししいたけも料理に使いやすく、食べる機会が多いと思います。

免疫力を高めたり、コレステロール値や血圧の上昇を抑える働きもあるしいたけは、食べ過ぎるとどのような症状が起こるのでしょうか。

 

・しいたけを食べ過ぎると腹痛や吐き気、低血糖の症状などが出る

しいたけを食べ過ぎると、腹痛や胃痛、下痢や、吐き気を催したり、低血糖の症状が現れたりします。

 

しいたけには食物繊維が豊富に含まれているので、食べ過ぎは食物繊維の過剰な働きを促してしまい、腸が活発化して消化が追いつかなくなり腹痛を引き起こします。

また、消化しにくい食物繊維も含まれるため、胃痛の原因にもなります。

 

吐き気を引き起こす原因となるのがしいたけに含まれるレナシンとチロシンと呼ばれる栄養成分です。

これらの成分自体には毒性はありませんが、過剰摂取は副作用として吐き気を催す可能性があります。

体質や体調によって少量でも吐き気を引き起こす場合もあるので、しいたけを食べて吐き気を感じた場合には食べるのをすぐに止めるのが良さそうです。

 

また、エリタデニンと呼ばれる栄養成分はしいたけ特有の成分で、血圧を低くする作用があります。

エリタデニンの過剰摂取で血圧低くなりすぎると、低血糖の症状が現れて目眩や動悸、手の震えなどが起こります。

このような症状が現れたら、ブドウ糖を摂取して安静にしていましょう。

 

さらに、干ししいたけを過剰に食べた場合に起こりやすいのが、尿酸値の上昇です。

干ししいたけはプリン体を多く含むので大量に食べると、尿酸値が上がる原因となり高尿酸値血症になる可能性もあります。

高尿酸値血症は腎障害や尿路結石、痛風の原因となるので尿酸値が気になる人は特に注意が必要です。

 

・しいたけの適量は?

普通のサイズのしいたけだったら、大人は2枚ほどの60g前後、子供は3枚ほどの90g前後がベストな目安となります。

大人の摂取量よりも子供の方が多いですが、これによって子供が食べ過ぎになることはないようです。

しいたけにはビタミンDが豊富に含まれていて、カルシウムの吸収を補助する働きをします。歯や骨を形成するカルシウムは成長段階の子供の方が大人よりも必要となるため、摂取量が多くても問題がないということです。

 

なお、しいたけの出汁を使って調理をする場合は、適量よりも少なめを意識すると食べ過ぎになる心配がなくなります。

 

◎ドライフルーツ

ワインによく合うドライフルーツは、手軽に食べやすいですし人気のおつまみの一つです。

お酒のお供だけでなく、朝食やおやつとして食べている人も多いようです。

生のフルーツを乾燥さているので栄養素なども凝縮されていて、一見健康に良さそうな食べ物ですよね◎

 

美容などにも良いとされて、ダイエット中の人にも人気の高いドライフルーツですが、食べ過ぎるとどのような影響があるのでしょうか。

 

・ドライフルーツを食べ過ぎると太ったりや下痢になる原因になる

食物繊維が生のフルーツよりも3〜7倍含まれているドライフルーツは、生のフルーツを食べるよりも少ない量でたくさんの食物繊維を摂取することになります。

食物繊維は便秘改善や整腸作用などもあるので、適度に摂るにはメリットのある栄養素ですが、摂取しすぎると逆効果で下痢の症状を引き起こす原因となります。

 

また、ドライフルーツは加工する過程で砂糖やシロップ、オイルなどを使用されることも少なくないので、カロリーが高くなりやすい食べ物です。

フルーツの種類や加工の仕方によってもカロリーはまちまちですが、どれも食べすぎることによってカロリーオーバーになり、太る原因となります。

カロリーが気になる場合は無添加のドライフルーツもあるので、そちらを選ぶと簡単にカロリーオフができます◎

 

・ドライフルーツの適量は?

カロリー換算すると80〜100kcalに留めておくのがベストと言われています。

前述したようにフルーツの種類や加工方法によってカロリーに差はあるので、食べるドライフルーツのカロリーを大まかにでも把握しておくのが良いですね!

デーツやイチジクなどの大きめのものは、すぐに目安のカロリーに達してしまうので特に注意しましょう。

レーズンなどの小さなものはついつい食べ過ぎてしまうので、小皿に出して食べる分を決めて食べ過ぎを防ぐのが良さそう◎

 

 

◎さいごに

体に良いとされる食べ物でも、基本的には偏った食べ過ぎは体によくないようですね。

今回紹介した食材は、食べ過ぎると特に体に症状が出やすく注意が必要な食べ物として紹介しました。

どれもお酒に合うものなので、つい食べ過ぎてしまいますが適量を守って安全に楽しみましょう!

 

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