歯科矯正を早く終わらせるためのポイントは？矯正治療中に気をつけたいこと。

大人になってから歯科矯正を始めると、治療完了までにかかる期間は平均2年〜3年と言われています。

年単位での治療に、装置をつけてから「少しでも治療期間を短くできないかなあ」と考える人も少なくないのではないでしょうか。

と装置をつけたばかりの頃は、毎日検索を繰り返していました。笑

特殊な矯正治療の方法をすれば、従来の治療よりも短期間で矯正期間を完了することができるようですが、

私も含め多くの人は通常のワイヤーやブラケットを使用した矯正治療だと思います。

今回はワイヤー矯正中をできるだけ早く終わらせるために、自分で意識してできるポイントを調べてみました。

この記事はこんな人におすすめ。

この記事は、あくまで素人がまとめた記事です。より正確な情報は専門書や専門医に聞いて確認をしてください。

矯正治療期間をできるだけ早めるためのポイント

治療期間を早めると言っても、歯が動くスピードは1ヶ月1mmほどなんだそう。

装置で必要以上の力を加えても、歯に負担がかかって逆に歯が動くスピードを下げてしまう原因にもなるようです。

ここで紹介するポイントは、「治療期間を短縮するため」よりも「治療期間を最短期間で完了させる」ための後押しするものだと捉えた方が良いかもしれません。

それでも今日から始められることばかりなので、歯科矯正を始めた人はぜひ参考にしてみてください。

新陳代謝を高める

矯正治療は骨の代謝と装置の力を利用して、歯を動かしていきます。

骨は毎日少しずつ中の細胞が入れ替わっていて、この代謝があるからこそ歯が動いていきます。

そのため、体の新陳代謝を高めて細胞の入れ替わりを活発化させることは、治療を早める上で欠かせないポイントです。

規則正しい生活や、栄養バランスの良い食事、十分な睡眠をとって、健康的な生活を送ると新陳代謝も高まります。

なお、喫煙は体の血流を悪くして代謝を下げるため、歯が動くスピードを妨げる可能性が高いようです。

虫歯や歯周病を防ぐために口腔ケアを怠らない

虫歯や歯周病が矯正治療中にできると、虫歯などの治療が優先されるので矯正治療が中断されてしまいます。

治療が中断した分だけ期間も伸びるので、最短期間で矯正治療は終わらせるのは難しくなりますよね。

装置がついていると歯磨きがしにくく虫歯や歯周病になりやすいので、いつも以上に丁寧な口腔ケアを心がけることが大切です。

朝昼は忙しくて時間をかけられなくても、最も虫歯リスクの高まる就寝前は時間をかける方が良いようです。

クリニックで勧められたのが、このワンタフトハブラシです。

先が細く矯正装置の間もしっかりと磨けるので、私も普通の歯ブラシの後に装置の間を仕上げ磨きしています。

ワイヤーに引っかかり毛先が広がりやすいので、まとめ買いがおすすめです。

矯正中に特に苦労するのがフロスですよね、、

いつも使用しているY字のフロスが使えなくなってしまったので、

糸のフロスを試したのですが毎回ワイヤーの間に糸を通さなくてはならなず、かなり大変でした。

これなら装置の間にも入るので、簡単に歯の間も掃除ができてお気に入りです◎

舌の癖や頬杖をつくなどの癖を直す

様々な癖の中で最も歯並びに悪い影響を与えるのが、舌の癖なんだそう。

舌が収まっている本体の正しい位置は、前歯の根元の少し後ろのあたり。

これが舌先が前歯に当たっていたり、舌の前歯に当たっていると歯を押し出してしまっていてガタ付きの原因にもなるようです。

矯正治療を続けていても舌が正しい位置になっていないと、治療の効果を妨げてしまう恐れもあります。

舌の筋肉を鍛えることで改善されやすいので、トレーニングをして元の位置に戻すことを意識しましょう。

頬杖などよりも無意識になってしまうことが多い癖なので、特に意識をして改善していくのが良さそうです。

しっかりと通院して、装置のメンテナンスをする

定期的な通院は月1回ほどのことが多いと思いますが、

この予約をキャンセルせずにしっかりと定期的に通院するのも大切です。

1回の矯正期間が不要に長くなると歯が動かなくなり、無駄な時間となってしまいます。

また、装置が外れてしまった場合や不具合がある場合に放置をしておいても、

歯を最大限に動かせなくなってしまうので、結果的に歯が動くスピードを下げる原因となります。

できるだけ早く治療に取り掛かる

親知らずの抜歯の時にもよく言われますが、年齢が若いほど傷の治りが早いようです。

矯正治療も同じで、年配者よりも若い人の方が歯の動きが早く、治療も比較的早く完了することが多いと言われています。

少しでも治療期間を短くしたかったら、できるだけ早く治療を始めるのが良いでしょう。

ちなみに私は歯科矯正を始めると決意してから装置装着まで半年かかってしまいました、、　

やる気になったら早めに取り掛かるのがおすすめです。

20代半からの歯科矯正！の記事から、私が矯正に踏み切った理由や、治療開始までの流れを紹介しています。

現役の歯科医師に気軽に相談も

ネットでも歯科矯正についてさまざま情報は集められるようになりましたが、やはり現役のプロに聞くのが安心ですよね。

ちょっとした不具合だったり、わざわざクリニックに問い合わせるほどでもないけど聞いておきたいことなど

歯科矯正中は小さなお悩みが数多くあるかと思います。

私のクリニックは矯正専門の先生が常駐ではなかったので、とても苦労しました、、

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今日からできることを少しずつ！

装置をしての生活は食事に気を遣いますし、歯ブラシにも時間がかかって不便さを感じることが多いですよね。

今回紹介したポイントで劇的に治療期間が短くなることはありませんが、期間が長くならず最短でしっかり治療を終わらせるためには、欠かせないポイントだと思います。

不便さを感じることもありますが、これを機に新陳代謝を上げるために健康的な生活を心がけてみようと思います◎