20代半からの歯科矯正！初めての装置装着とその後数日の様子。

3月からクリニック探しを始めて、半年後の9月に無事装置がつきました。

治療開始までどうしてこんなに時間がかかったのかは、大人になってから矯正を始めた理由と合わせて

成人してから矯正を始めた理由とクリニック選びの記事で紹介しています。

歯科矯正を考える上で気になるのが、主に「見た目」「痛み」「生活に支障がないか」だと思います。

今回はこの3つについての感想を交えながら、実際に装置をつけてからの様子について紹介してみたいと思います。

この記事はこんな人におすすめ。

あっという間につけられる装置

クリニックに到着すると、「今日は早速装置をつけていきますねー」とのこと。

前回告知もされず向かっていたので、突然のことでびっくりでした。笑

歯を揃える幅が必要なので下の第一小臼歯を左右2本抜歯予定ですが、

先に抜歯はせず少し歯を動かしてから抜歯をするようです。

私がするのは部分矯正で下の歯のみに装置をつけていくのですが、下の歯は全体的に内側を向いているそう。

それを最初に起こすために、外側に引っ張っていく治療から始まりました。

簡単に歯の表面を磨いて、早速ブラケットをそれぞれの歯に設置していきます。

使用するのは赤外線で固まるレジン（樹脂加工）で、1箇所ずつライトを当てて固めていきます。

ハンドメイドでレジン加工をしたことがあるので、ブラケットを歯にデコレーションされているような、

なんともワクワクした気持ちになりました。笑

予想外で大問題のバイトアップ

ブラケット装着中に何度か「噛んでみてください」と言われたのですが、噛み合わせが深くてブラケットに当たってしまう様子。

奥歯にレジンを盛ってかさ上げをしてもらいました。（バイトアップと呼ぶらしい）

1度うがいに起きると、初めての口の感覚にすっごく違和感が！！

ブラケットは唇に当たるし、バイトアップして歯は噛み合わないしで違和感しかありません。

ここまで何も痛くも苦しくもなかったのですが、ここが1番の衝撃でした。

バイトアップ関連の記事はこちらからご覧ください。

あとはワイヤーを締めて、バイトアップの高さを調節しておしまいです。

ワイヤーを締めるのが痛いかもと聞いていましたが、ちょっと引っ張られる感覚だけでした。

初回で、一番細いワイヤーを使ってもらったからかもしれません。

時間的には30分ほどで全部完了しました◎

装置装着から数日の様子

一番気になるのは、装置をつけてからの痛みや生活の様子ですよね。

それぞれについて体験談を紹介していきたいと思います。

*個人差があると思うので、ご参考程度ご覧ください！

痛みは予想よりはるかにない

装置をつけた夜からは「眠れないほどの痛み」や「風が当たるだけでも痛み」があると聞いていたので覚悟していました。

しかし、私の場合はブラケットをつけてから夜寝る前まで違和感は変わらず、、

少し引っ張られていて気持ちが悪い程度の違和感だけでした。

翌日の朝からも、前日よりも痛痒いような感覚は強くなりましたが、痛くて辛いといったことはありませんでした。

例えるなら親知らずが生える前に疼くような感じや、小さい頃に乳歯が抜ける時のあの痛痒い感じが強くなった感覚です。

ただ、朝ごはんを食べると奥歯からじんわり全部の歯に伝わって、ジーンとした痛みがあって食べにくかったです。

2日目、3日目もそんなに変わらず、、

2日目はずっとこの食事中のジーンとした痛みに悩まされましたが、飲み物を飲んだり話すだけだったら特に痛みも感じませんでした。

3日目、4日目には食事中のジーンとした痛みも薄まってきて、硬いものでなければ気にせずかめるようになりました。

もう少し経ったら、ちょっと硬いものを食べても大丈夫だとは思います！

細いワイヤーにしてもらったからか、先生が初回だから優し目にしてくれたのかは分かりませんが、

今回は予想よりも痛みなく過ごせました◎

セラミックにしたら見た目もあまり気にならないはず

矯正を始める時に気になるポイントの一つが「見た目」ですよね。

これはブラケットの種類選びで大きく変わってくるようです！

ブラケットの種類は金属とセラミックの2種類が主流のようで、どちらかから選びます。

先生に聞いてみると、7〜8割の人はセラミックを選ぶそう。

理由としては金属にすると、想像以上にギラギラしてブラケットが目立つと言っていました。

私のクリニックでは追加料金¥50,000だったので少し悩んでしまいましたが、2年以上もつけっぱなしの器具なので、見た目に悩まないためにもセラミックを選びました。

実際につけてみると歯の色にとても近く、嫌な感じがしません。

帰宅後に旦那さんに見せたときも「遠くから見たら気づかなかった！」と言われたほどなので、

本当に目立ちにくいのだと思います。

歯科矯正で見た目に悩んでいる人は、歯の裏側に装置をつけることもできるようですがお金もかかるので、

セラミックで目立たないようにつけてもらうのもおすすめです◎

食事はとても苦労しそう！！

矯正装置をつけてから4日。食事にはとても苦労しています、、

痛みは前述したように2日目にジーンとするくらいだったのですが、

噛み合わせのためにかさ上げされているバイトアップがとてつもなく食べにくい！！

上の奥歯2本にかさ上げがされているのですが、そこの面しか下の歯に触れないので、それ以外の歯ではものが噛めません。

歯に触れる面積も歯の半分くらいしかないので、本当に1口食べるのにも時間がかかります。

特にお米はこの小さな面だけでは全くすりつぶせず、口の中に散らばっていくだけなのでほぼ丸呑み状態、、

諦めてバイトアップ期間中はおかゆにしようと考えています。

比較的大きくて柔らかいものやは口の中で潰しやすいので、いろんな食べ物に挑戦してみて食べられるものを見つけてみるのもいいですね。

期間的には長くても半年のうちには外れるそうなので、気長に頑張りたいと思います、、

1ヶ月ほどで慣れるとも書いている人もいましたが、本当に慣れるのでしょうか、、不安です。

バイトアップさえしていなかったら、痛みが引いたら食事も大きな支障はないように思いました◎

矯正装置は注意事項がたくさん

初めての矯正治療は、ワクワクしながらも不安もたくさんあります。

先生からの注意事項は

先生は基本月2出勤ですが、緊急の場合は駆けつけてくれるそうで一安心。

あまりに痛みがひどい場合は、鎮痛剤で抑えても良いとのことです。

想像よりも生活に支障がなくて安心しています。

個人的な感想としては、予想よりも見た目も痛みもひどくなくて安心しています。

今回の調整が優しかっただけかもしれませんが、眠れないほどの痛みでなくてほっとしました。

食事の不便さについては慣れるまで時間がかかりそうですが、食べるものを工夫したりして試行錯誤を重ねていきたいと思います。